投稿者:下北沢病院 病院長
菊池 守

夏の足にはいろいろなトラブルが起こります。
これから夏を迎えるにあたって気をつけなければいけないことは何でしょうか?

皆さんの顔と同様に足にも気を遣ってあげてください。
きれいに洗って、保湿をして、いつも観察してください。
吹き出物やぶつぶつが出来ていませんか?
乾燥していませんか?硬くなっているところはありませんか?

 

① まずは足を観察すること

足の裏を最後に見たのはいつでしょう?
「足をみる」のは簡単なようでなかなかしないものです。皆さんが毎日洗顔し、スキンケアするように、足もきれいに洗って、保湿をして、観察してあげてください。
吹き出物やぶつぶつが出来ていませんか?乾燥していませんか?硬くなっているところはありませんか?
寒い冬に分厚い靴やブーツを履いてきた足は傷つき、弱っています。
でもそもそも身体が硬い人にとってはまずはストレッチから始めないといけないかも?
 

② 保湿しましょう。

皮膚をいい状態に保ち、外敵から守るには、まずは潤いを与えてあげることです。
しっかりと泡立てたボディーソープで足を洗いあげた後は保湿クリームを塗ってあげましょう。
尿素やグリセリンが含まれたものもいいでしょう。
何はなくともまずは保湿!

③ 正しいお手入れをしましょう

見栄えのいい爪先を保つためには、よい爪切りを購入しましょう。
小さい足の爪はいわゆる普通の爪切りよりハサミタイプやニッパータイプのほうが使いやすいです。
爪の両側の溝、爪の裏側には様々なゴミや水虫菌が隠れていて臭いのもとになることも。
お風呂の際にはやわらかい歯ブラシで爪の両脇や先端の裏側からゴミを掻きだすようにブラッシングしてあげましょう。
踵専用のやすりで踵の角質をケアするのも大切ですが、削りすぎは禁物です。
力を入れ過ぎず、少しずつ削り、削った後はしっかり保湿剤を塗ってください。
シャワー時に毎日1分お手入れするだけでたくさんの足の問題は予防できます。

④ 汗にも注意

ばい菌やカビ、水虫から足を守るためには、毎日同じ靴を履くのは避けて靴をドライに保ちましょう。特にジムに通う方は要注意。ロッカールームを裸足で歩きまわっていると水虫菌をもらってしまうかも。

⑤ 夏らしい足元のおしゃれのためにはローカットソックスと正しい靴選び

裸足で靴を履くのは絶対にやめましょう。足は1日にコップ一杯分の汗をかくと言われています。
汗で蒸れることで足に傷がつきやすくなり、匂いの元にもなります。
必ずローカットソックスを履くようにしましょう。
足や足首を見せる場合には、サンダルの日焼けの跡やガサガサしたくるぶしにご用心。
足元にもしっかりと日焼け止めや保湿剤を使いましょう。
幅の狭い靴、足に合わないきつい靴は感染の温床になります。
また合わない靴を履いて靴の中で足の指が当たっていると、爪が変形したり変色したりしてしまいますよ。

⑥ ビーチサンダルはやめましょう。

夏にはミュール以外にもビルケンシュトックやクロックスなど様々なサンダルが登場します。
ただし、ビーチサンダルで出かけるのだけはやめましょう。
足のアーチのサポートがなく、夏の終わりには足の幅が広くなってしまうでしょう。
ビーチサンダルを履くのは「ビーチ」だけにしてください。

夏は足を見せる機会が多いもの。夏に向けて足も美人になりましょう。お顔と同様に足にも気を遣ってあげてください。

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菊池 守

菊池 守

院長下北沢病院
「教えて、足病先生!」塾長であり日本初の「足」の専門病院の院長。 日本で「足病科」「足病学」を確立する礎となる病院にすることが目下の目標。