投稿者:足の専門校SCHOOL OF PEDI
フットケアスペシャリスト 桜井祐子

このコーナーでは、毎月、足のケア専門家・フットケアスペシャリストが自宅で簡単にできる「セルフフットケア法」をお伝えしていきます。

私は、普段、フットケアサロンと呼ばれるところで、かかとのケア、爪ケア、そしてリフレクソロジーなどの「足」のケアを専門的に行っています。ご来店されるお客様がご利用される約6割のケアは、「足の爪ケア」です。 お客様が自己流でケアされた足は、爪のまわりの皮膚が痛んだり、爪が皮膚に巻き込んで変形をしてしまったり、分厚い爪になってしまったりなどの状態で、その後、自分ではどうやってケアをしたらいいのかわからない。といったお悩みが多いのです。

第4号では、「足の爪ケア」(基本編)の方法をご紹介します。

足爪の理想的な長さや形状をご存知ですか?
足爪の理想的な長さは、指と同じ長さです。また、形状は、「スクエアオフ – square-off」と呼ばれる形です。それはなぜか?をご説明いたします。

図1. 足爪の理想的な長さと形状

図1に示す通り、足指の末端部の骨(末節骨:まっせつこつ)は、足指の先端部まで至っておりません。 そのため、末節骨がない部分の指先は、やわらかくフカフカしています。足指でしっかり、大地を踏みしめて、力強く安定感のある歩行をするためには、このやわらかくフカフカした部分を「足の爪」が補っているのです。以上の理由から、足爪の長さと形状は、「指と同じ長さ」・「スクエアオフ(四角形の角がとれた)形状」が理想的なのです。

足爪のケアの方法(基本編)

1. まずは、足を清潔に洗いましょう。洗い方は、第1号をご参照ください。入浴後、もしくは、足浴後に、足を拭き取りましょう。

2. ネイルファイルで爪を削りましょう。

Step1:ネイルファイルは、利き手で優しく持ち、爪の先端部を一方向に、足指と爪が同じくらいの長さになるまで、ヤスリましょう。往復がけはNGです。

Step2:スクエアオフの形状を作るために、爪の角を優しくヤスリましょう。爪の根元から先端部に向かって、ストロークします。角を取りすぎて、ラウンドネイルにならないように気をつけましょう。

Step3:爪先端部の面取りをしましょう。上から下に向かって優しくストロークしましょう。ストッキングが触れても破れないように、ひっかかりがないようにしましょう。

Step1〜3を1-2週間に1度の割合で行うと、常に理想的な爪の長さと形状を保つことが可能です。

伸びすぎてしまった爪には、足専用の爪切りを使ってもいいでしょう。
足専用の爪切りは、深爪になりにくいような形状の刃先に工夫されています。

爪切りでカットする時も、爪の先端部は、円く切らずに、まっすぐ切ります。この後に、ネイルファイルStep1〜3の手順で爪を整えましょう。

足指と同じくらいの長さ、スクエアオフの完成です。

おわりに
足の爪は、歩行時に靴の中で圧迫されやすく、割れたり、厚くなったり、変形したり、また、不衛生になり感染症になるリスクがとても高いです。日頃から足爪のケアを正しく丁寧に行うことで、トラブルを未然に防ぎましょう。

皮膚の状態に異常を感じる場合は、靴が足に合っているのか?水虫などの皮膚疾患の疑いはないか?なども考慮に入れ、お近くのシューフィッターや医療機関に相談すると根本改善につながりやすいことがあります。また、自分ではうまくケアできない場合は、足のケア専門家(フットケアスペシャリスト)にケアをお願いするもの安心ですね。

オススメのケア用品
Credo(クレド)マニキュアファイル/ドイツ製
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