投稿者:足の専門校SCHOOL OF PEDI
フットケアスペシャリスト
桜井祐子

足のケア専門家フットケアスペシャリストが、からだと足のトラブルの症状別に、自宅で3分でできるビューティフットマッサージを12回シリーズでご紹介します。

第3回は、足裏リフレで改善しよう「頭痛・眼精疲労」です。

ストレス、肩こり、目の疲れ、ホルモンバランスの崩れ、過労、心労、気候の変化による不調など出てきていませんか?これらの要因に共通する症状のひとつに頭痛があります。薬に頼る生活はなるべく避け、自然治癒力を活かした健康法で、いつまでもからだの中から元気に美しく快適に過ごしたいですね。

頭痛・眼精疲労  ~ 足裏リフレで改善しよう ~
国際頭痛分類(ICHD-II)の診断に基づいて実施された大規模調査1)の結果によると、頭痛の中でも片頭痛は、1千万人以上の日本人が発症し、女性は男性の3.6倍多く、年齢別では、男性は20~30歳代、女性は30~40歳代に有病率が高く、そして就労年齢層の割合が多い傾向があると報告されています。足のケア専門家・フットケアスペシャリストによる頭痛・眼精疲労に効果的なフットマッサージを紹介します。

所要時間:両足3分


第1~5指:足指1本3プッシュ 所要時間:片足15秒
1. 「頭」と「脳」の反射区は、足の指にあります。手の親指第1関節で足指を先端までまんべんなく潰すようにじっくり押して、硬いところが柔らかくなってきたら、下から上に流しましょう。頭の反射区は、自律神経系やホルモン系の働きを司り、体温、そして睡眠などの中枢の役割を果たしていますので、良質な睡眠も促します。


第1・2指間、第2・3指間:1プッシュ5秒×2 所要時間:片足10秒
2. 「目」の反射区は、第1・2指間、第2・3指間の指のつけ根にあります。手の第2指の第2関節で上から押します。押す方向によっては強い痛みを伴うことが多いですが、じっくり時間をかけて柔らかくしていきましょう。パソコンや携帯電話の使い過ぎで目が疲れている方は特に念入りにしましょう。


第5指:1回 所要時間:片足10秒
3. 「肩」の反射区は、第5指つけ根にあります。第5指つけ根の側面を外側につねるようにつまんで刺激します。手の第2・3指でしっかり支えると安定した圧が入ります。


右足第4・5指つけ根下:1プッシュ×15回 所要時間:片足15秒
4. 「肝臓」の反射区は、右足第4・5指つけ根下にあります。中国医学では、目は五臓それぞれと関係しており、特に肝と腎と深く関わっていると言われています。全身の血液量をコントロールしている肝臓の反射区をまんべんなく刺激してみましょう。重ね母指でじっくり体重をのせながら押してみましょう。肝臓の反射区は、右足しかありません。


足底中央部:15ストローク 所要時間:片足15秒
5. 「腎臓」の反射区は、足指の第2・3指の間をまっすぐ足裏真ん中当たりにおりたところにあります。中国医学では、血液を作っている骨髄を司っているのが腎。疲れ目と関係する腎の症状として挙げられる血液の製造力不足です。手の第2指第2関節でゆっくり矢印の方向に刺激しましょう。「腎臓」→「尿管」→「膀胱」と流れを促すように10ストロークしましょう。


耳:外・上・下・右回し・左回し各5秒×2セット 所要時間:両耳50秒
6. 「耳」は、頭、顔、目、鼻、口そして首に繋がっていますね。耳を真横に引っ張り、 少し痛い程度の所で10秒状態をキープします。前後上下左右あらゆる方向360度に引いたり、回したりしてみましょう。左右の耳管を1本ラインにつなぐイメージで行い、目を閉じながら行うと筋膜が緩んでいくのを実感でき、リラクゼーション効果も高まります。頭痛や眼精疲労だけではなく、肩こり、睡眠障害、めまい、そして顔のリフトアップにもつながります。 引っ張りすぎると痛みが暫く残るので注意が必要です。

最後に、片頭痛の誘発因子としては、「睡眠不足」71.1%、「頸・肩の凝り」67.1%、「旅行・外出」65.3%、「過労」52.9%、「目の疲れ」44.5%、「緊張」43.6%、「睡眠過多」27.6%などが報告されている1)ことから、毎日3分の足裏リフレの後は、快適な睡眠もとるようにしましょう。

参考文献:
1)  Sakai F,Igarashi H.Prevalence of migraine in Japan : a nationwide survey. Cephalalgia. 1997 ; 17 : 15-22.