たった一人の足爪をケアすることから始めよう

投稿者:巻き爪ケア・フットケア 楽人
セラピスト
今村幸広

爪トラブルでお悩みの方や、そのお悩みの相談を受ける方。

この両者からのお話を伺っていると、共通して認識が欠如、もしくは正しくない部分があります。
それは、「いつ、何が原因で、どのような状態になっているのか」と、いうことです。

1.いつから問題が起こったのか(起こり始めたのか)
この質問については大抵2種類の答えが返ってきます。ひとつは、「生まれつきこんな爪だった」、
もうひとつは、「痛くなり始めたのは1週間ぐらい前だから、たぶんそのぐらいから」

2.何が原因か
明らかに足に合わない靴を使用されていたり、深爪や伸ばしすぎなどの問題があるにもかかわらず、
「分からない」という答えが大半を占めます。

3.どのような状態か
「とにかく痛い。どうして痛いかは分からない。 爪が食い込んでいるからじゃないだろうか。」
 しかし「どんな角度でどのぐらい食い込んでいるのか」について認識することは難しいでしょう。

これらの認識不足は日常からどのくらい足爪に興味を持っていたかということに大きく左右されます。
また、インターネットやテレビなどで得た足爪ケアの方法を自身に適用しようとすることの難しさを理解できていないといえるでしょう。

自身の足先は見えにくく、手入れしにくい部位のひとつです。 自身だけで観察やケアを行おうとせず、家族同士で観察したり、正しくケアし合う技術を身に着けることが重要です。
また、毎日5分だけでも自身の足先に注意を向け、爪や爪周りの皮膚、足ゆびの形などを観察しましょう。
問題のない状態を見ていないと、問題が起こったとき、何が悪いのか判断できないからです。