ダイエットのために運動を始めたはいいけど、2-3日で膝や腰が痛くなり運動を断念。といった経験はありませんか?実はその運動は、あなたの運動能力にあっていなかったのかもしれません。レントゲン上で膝や腰に何かしらの問題をある人はなんと4700万人にもぼることが報告されています。しかしながら、そのうちの3分の2の方は、自覚症状がないといわれています。当院の人間ドックに来院されている方の6割は何かしらの痛みを有しています。そしてその9割が腰、膝、足部といった下肢に集中しています。今、健康運動の代表ともいえる「ウォーキング」でさえ、体重の1.1-1.5倍、「ジョギング」では、なんと2-3倍の衝撃が足腰にかかるといわれています。健康のための運動とはいえ、これらの衝撃(メカニカルストレス)を考慮することなく運動を始めると、これまで潜在化していた運動器の問題が、痛みとして顕在化する可能性があるのです。せっかくの運動も運動器自体に不具合を起こしては本末転倒です。安全な運動指導には、一人一人の運動評価に応じた戦略が不可欠です。今回のお話のポイントは、加齢を基盤とした骨、関節、筋肉(サルコペニア)など、運動器の不具合で「立つ」「歩く」といった移動機能が低下し要介護リスクが高った状態であるロコモティブシンドロームとその簡便なチェック法(ロコモ度テスト)とそれを活用した運動戦略についてお話させていただきます。限られた時間ではありますが多くの皆様のご参加をお待ちしています。

村永 信吾(医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 リハビリテーション事業管理部)

プログラム名:市民公開講座「生活習慣病(メタボ)対策の阻害因子であるロコモティブシンドロームの理解」
日程・会場:2月10日(日曜日)14:00~16:00 第2会場

【第17回日本フットケア学会年次学術集会】
日程:2019年2月9日(土)、10日(日)
会場:名古屋国際会議場
大会長:佐藤 元美(新城市民病院 腎臓内科・人工透析センター)
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