投稿者:湘南あしケア訪問サービス
介護予防セラピスト
中西薫

湘南あしケア訪問サービスでは、高齢者に特化して介護施設へ訪問し、フットケアサービスを提供しています。

介護スタッフ向けの勉強会や講座などで講師をすると、よくある質問が
「施設でフットケアを始めたいけれど、どうすれば良いでしょうか?」

忙しい介護の現場でもご利用者の足のトラブルに気がつき、どうにかしたいと思っているスタッフは必ずいます。
では、介護施設でのフットケアは何から始めたら良いでしょうか?

高齢者フットケアの重要なポイントは3っつあります。

①観察
入浴・足浴・保湿・着替えなど、ことあるごとに足を隅々まで観察をして下さい。
足裏・かかと・指・爪・指の間・浮腫の状態・足の色・温度・かゆみ・傷の有無など、多くの人の目で何度も観察をすれ
ば足のトラブルが小さいうちの対処ができます。どうでしょうか?ご利用者の足を隅々まで観察をしたことがありますか?
高齢者では小さな足のトラブルが、大きな事態に発展することがあります。その前に足の異変にいち早く気がつくことが大切なのです。

②清潔
高齢者だから水虫は仕方が無いと思っている方がいますが、決してそんなことはありません。
高齢者こそ、水虫予防をする必要があります。施設では常に靴を履いて、足が蒸れやすい環境です。
入浴回数も少なく、免疫力の低い高齢者は感染しやすいのですが、水虫の菌が爪に感染をすると変形、肥厚の原因になります。
身体の他の部位や、他人に感染をする恐れもあります。
ですから、高齢者こそ足を清潔に保ち、水虫などの感染を予防する必要があります。

③継続
「観察」「清潔」は大切と書きましたが、三日坊主で終わってしまっては意味がありません。
長く継続することが大切です。忙しい介護の現場ではありますが、無理なく継続をできるよう、習慣にする必要があります。
1人だけで始めるのではなく、施設全体で取り組むことができれば、長く続けられるはずです。

この3つを始められたら、もうフットケアのスタートです!
「フットケア」と聞くと、何だか難しいことをしなければいけないと思いがちですが、そんなことは無いのです。
どうぞ明日から「フットケア」、始めて下さい。